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![]() 木材は、林業生産活動を通じて、森林から永続的に配給される持続可能な資源です。 木材は製造時に要する消費エネルギーやその際に放出される炭素量が他の資材に比べて少なく、地球環境にやさしい資源です。 ![]() ![]() 調湿という言葉が聞かれるようになってから10年くらいになるでしょうか。調湿性とは、ある材料が空気中の湿気を吸ったり吐いたりして室内の温度の変動を抑える(湿度調節する)働きのことで、木や土などはそういう性質を持っています。 調湿性のある材料は、空気中の水蒸気を取り込めるちょうどよい大きさのミクロの穴が空いています。それもただ空いていれば良いというのではなく、水蒸気を取り込んで貯めておくだけの容量(厚み)が必要です。木ならば3cm以上、繊維板ならば厚さ5mmあれば良いとされています。また木に塗装するときは、木が呼吸できるような皮膜でなくてはいけません。 ほとんどの建築材料は細かな孔をたくさんもっています(多孔質材料)。そして多孔質材料は室内の空気と同じように水を含んでいて、長い時間室内においておくと、室内の空気とバランスした含水率になります(平衡含水率)。こうして室内の温度湿度の変化に応じて水分を吸収したり放出したりするのです。調湿性の働きで重要なのは、梅雨時などの湿度の高いときに、空気中の湿度を材料内に取り込んでおいて、天気の良いときにはそれを放出することです。 調湿性のある材料を使うと、室内の温度があがらない効果があるため、結露やカビの発生を防ぎます。冬は暖房していない部屋でも結露しにくくなります。また、空気が乾燥してくると材料の中に取り込んだ水分を放出し、過乾燥にならないようにしてくれる働きもあります。木造では、結露が生じると土台や柱が腐ったり、シロアリが進入したりして、耐久性が大きく低下します。よって、結露を生じにくくすることは大変重要で、財産を守ることとなります。 ![]() ストレスの多い現代社会において、内装に木材を使用することは、情緒を安定させる上で効果的です。 ![]() ![]() 木材は断熱性にも優れていることから、木材をふんだんに使用した部屋は、保湿性も良好です。
![]() 「木造は耐用年数が少ないのではないか」と考えられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、雨水への配慮、防腐処理等の設計・施工面での適切な処置やメンテナンスを行なえば、木造建築物の耐用年数は非木造建築物に比べても遜色はありません。また、木造施設は一部が傷んだ場合でも、交換・修理が容易で増改築により長期間使用されている建物も多くあります。 ◆改築等により長期間使用されている木造建築物の例 ○平村 上梨 村上家 天正8年建築(1580年) ○高岡市商工会議所伏木支所(旧伏木銀行)明治43年建築(1910年) ○朝日町立 五箇庄小学校 大正6年建築(1917年) ○滑川市立 田中小学校 昭和11年建築(1936年) 防腐処理されたスギ材の耐用年数を野外で実験したところ、木材を腐朽させる微生物が多く、一定以上の水分がある土に組み込まれた状態で35年以上との結果があります。土と接しない状態では、実験結果の2倍程度、直接風雨にさらされなけらば、4倍程度の耐用年数があると考えられています。 資料(木橋づくりの新時代(財)日本住宅/木材技術センターより) ![]() |
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株式会社 竹田木材 〒939-1315 富山県砺波市太田470 tel:0763-32-4202 fax:0763-33-4729 ![]() |